『勝鬨』個人的解釈

こんにちは、ハルです。ブログにお越しくださりありがとうございます!

解釈シリーズで書こうと思ったとき、なんだかんだで苦戦したのは『勝鬨』でした(笑)

カッコイイけど、難しい(笑) でもカッコイイ!!!!

このアルバムで、色んな古川さんを知ることができましたが、アルバムでもオンラインライブでも驚かされたのが主にこの曲だったりします(笑)

でも(歌詞目線で考えたとき)感想難しかった(←もはや解釈じゃなく感想にハードル下げているwww)

お手元に歌詞のご準備お願いします。良かったら最後までお付き合いいただけると嬉しいです。

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“音”で聴かせる曲

この曲の歌い方ももちろん音なのですが、ここでは歌詞に注目してみます。

「大小の勘定~」このパートも聴いてて心地いいですよね。韻を踏んでいる部分でもあり、それがこの曲をより魅力的にしているポイント。

韻を踏んでいなくても、この曲は全体的に単語が多い。 例えば、~が~を~した。という文章ではなく、~が~、と一つの歌詞が短いんですよね。

そして命令形も多い それが全部、この曲の世界観を作り出しています。

漢字変換について

漢字が難しいし、読みも難しい。でも、その漢字の変換がめちゃめちゃかっこいいんです!!!!

古川さんの書く歌詞は、色んな読ませ方があって、どれも素敵なのですが、この曲では「生命」を「おと」と歌うところがとても気に入っています。

音(おと)じゃなくて、ちゃんと生命(おと)なんです!!もうそれにしか聴こえません!!

こんなにも熱量のある「おと」を聴いたのはこの曲が初めてでした。

作詞センスが最高

アルバムにもモチーフとして描かれている刀。『勝鬨』=刀 のイメージですよね。

サビにも、刀を連想させるワード「振り翳した」「振り回した」が入っています!

そして、「快刀乱麻」 ここは当初「壊刀乱麻」だったと配信で教えてくれる場面もありましたね。

もうね、その作詞センス最高です!!!! 

別の箇所で、言葉の意味を調べようと思って「あれ?この漢字では出てこない?」ってなったときに

「あ…!これ、造語だ…」って分かった瞬間、ドキドキしちゃいました(*´ω`)

あとがき

ここまで読んでくださりありがとうございました!!

以前書いた「気ままに見えるかい?」も含め、アルバムの新曲6曲の個別記事を書いてみた感想としましては『勝鬨』が一番難しかったです(笑)

歌詞だけ見て読むのはかなり難易度が高い曲ですよね(笑) 曲を聴きながら答え合わせしていく。そんな楽しみ方ができるのも古川さんの曲。

実際に歌声を聴くと、最初から最後まで熱量を落とさずに歌われているんだと思います。

ただ、歌詞だけ眺めてみると、これは何となくですが、歌詞を追うごとにヒートアップしている気がしました。

ラストにいくにつれ、主人公の覚悟を確かに感じることのできる、そんな歌詞だなあと。

古川さんの、全部を歌詞に書かないところも好きです。ラストで勝鬨をあげるところも、文字にしてしまうと何だか固定されてしまうといいますか、枠に収まってしまうような…

特にこの『勝鬨』は、一瞬の感情を切り取ったような曲。この一曲にこれだけの感情がギュギュっと詰まっています。歌詞カードにないところは、ライブでも是非、生で聴きたいですよね!!

「音」ってこんなにも生きてるんだ!って教えていただきました。

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