こんにちは、ハルです。ブログにお越しくださりありがとうございます!
今回のBLCD感想は、少し前の作品になりますが映画化もされました。タイトルだけでも聞いたことある方多いのかな??
私は数年前に原作である漫画を読んだっきりで、またドラマCDというカタチでこの作品に触れられたのが嬉しいです。
古川さん出演のBLCD探してるときに、「ひだまり出られてたんですかー!!」ってめっちゃ嬉しくなった(笑)
というわけで、感想いきます!
まず、「ひだまりが聴こえる」という作品に関して(漫画、CDどちらも)
BL苦手な方も良ければ読んだり聴いてみてほしいなって思いました。特にこの一巻はBL描写ほぼないです。
難聴の航平くん(CV.古川さん)が出会った太一くん(CV.榎木さん) 二人の物語を聴きながら、航平くんの難聴という障がい者としての現実が痛いくらい伝わってきました。
何も知識のない私が、ここで難聴のことをあれこれ言うのは失礼かもですが、色々感じたことが多いので話させてください。
この作品だけで聴覚障害を分かったつもりでいるわけではないです。ただ、知らなかったことが多くて、想像でなく現実を知るきっかけになったことは確かです。
難聴と言っても、生まれつき聴こえないのか、途中から聴こえなくなったのでは全く違いますね。航平くんは後者。
手話と口話、人によって聴こえ方が違うこと、ゆっくりなら聴こえる、ノートテイク… ノートテイクはこの作品で初めて知りました。
難しいテーマをBLというジャンルで、だけど誰もが身近に感じることのできる作品に仕上がってるなあと感じました!
太一くんの明るさが好きだなあ。太一くんの明るさもいい意味で作品をサラッと読ませてくれる気がする。
聴こえる世界で聴こえない彼が生きていくにはまだまだしんどい世の中なんだよね。途中何回か、航平くんがどう聴こえているのか少し体験できるシーンもあるんだけど、
聴こえにくいのに加え、「ごめんもう一回言って」って言わなきゃいけない流れが辛いよね。
聴こえる私でも時々あるけど、言えないんだよね(笑) (部活のバンドで耳に負担かかってたと思われ…決してシチュCDの聴きすぎじゃあないはずwww)
航平くんが好きって言葉にするんだけど、近づきそうで近づかない、伝わりそうで伝わらない。色んな偶然が二人をなかなかくっつけないんですよ(笑) もどかしいし切ない!!
ラストはホッとする展開になっていますので安心してくださいっ!ただ、この作品続編があるということで、まだまだ二人の物語は続いていきます!
聴き終わって感じたこと。
ようやく二人が隣に並んで歩き始めたのかなって印象でした。
ラストで航平くんはもう一度自分の気持ちを太一くんに伝えるけど、
彼のほうはまだ恋にはなっていないんだよね。太一くん、自分のことになると天然なんですね(可愛い)
航平くんのことが大事だと思っているし、これからも一緒にいたいって気持ちを彼に伝えられたのなら大丈夫!
これからを見守っていきたくなる二人です!
~お芝居の感想~
榎木さんのCD聴くの初めましてでしたが、太一くんでした!あの明るさ良いよね!
航平くんの心に響いたあのセリフ、私もめちゃめちゃ心に残ってます!
古川さんは、第一声聴いたときから、航平くんの背負ってきたものが伝わってきました。
難しい役だとは思うのですが、毎回作品への理解力がすごく、丁寧に向き合ってくださる方です。
セリフ以上に感情を痛いくらい伝えてくださっています。